災害が起きたときのためにどんなモバイルバッテリーを選ぶべき?

公開日:2023/01/15   最終更新日:2023/03/29


世界有数の災害大国と呼ばれている日本では、毎年のように地震や台風、豪雨など、各地で被害が起きています。そうした非常時に対する備えは普段から必要となってきますが、役立つアイテムとしてあるのがモバイルバッテリーです。数多くの種類がある中で、一体どのようなものを選べばよいのか紹介します。

災害時に安心をもたらすのは情報?

災害が起きた場合には、食料や物資の不足の問題がありますが、それ以外でも不安に思うことに、大切な家族や友人との連絡が取れなくなることだったり、最新情報を知ることができないことだったりが挙げられます。最新情報を得たり、親しい人々と連絡をとることができたりすれば安心感につながりますが、そうでなければ落ち着かないばかりか、自分自身や家族にも危険がおよぶ可能性があります。

そのための対策としては、飲料水や食品、照明のためのライトランタンをはじめ、電源の確保のためのアイテムを用意しておくことが大切です。とくに、電源がなくなってしまえば、情報の入手や連絡をやりとりする手段がなくなっていまいます。そうならないためにも、避難中にそれらの機器の充電がなくならないように、電源さえ確保できれば充電もできて安心できるので、モバイルバッテリーなどのアイテムを準備しておくとよいでしょう。

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災害時に最適なモバイルバッテリーの条件とは

モバイルバッテリーは外出先の携帯のバッテリー切れを防ぐためだけでなく、被災したときなどの緊急時の電源としても役立つアイテムです。そのような状況下でとくに役立つ選び方を紹介します。

容量が大きいバッテリーが安心

被災して停電や避難状態が続く場合、いつバッテリーを充電できるか分かりません。充電がなくなってしまっては、電源を確保することが難しいため、容量の大きいものを選ぶようにしましょう。おおよその目安としては20,000mAhの容量であれば、スマートフォンの充電が6回前後できるため、しばらくは安心できるでしょう。

利用頻度が低い人におすすめの軽量薄型タイプ

災害対策で一番おすすめなのは先程紹介した大容量のものですが、サイズが大きく重くなるため、持ち運びにはあまり適していません。とくにスマホ利用が少ない人は、普段充電する必要があまりないため、日常的に携帯することは少なくなるでしょう。そのような方には、軽量薄型タイプを選んで携帯しておけば、いざというときに安心です。ただし、バッテリーは使用していなくても、時間の経過とともに放電するため、緊急時に電池の残量が足りないということにならないよう定期的な充電をしておきましょう。

いろいろな電子機器が充電できるタイプを選択

スマホ以外の電子機器が充電できるかどうかも災害対策としては重要です。そのため、100Vで動作する家電を使用できるAC出力があるか、防水や耐久性に優れているかなど、確認しておきましょう。そうしたアイテムであれば災害時だけでなく、キャンプやレジャーでも使用できます。

モバイルバッテリー以外に充電手段はあるのか?

ここまでモバイルバッテリーについて紹介しましたが、スマホなどを充電する手段としてはほかにもいくつかあります。災害時は何が起きるか分からないため、複数の充電手段を知っておきましょう。

乾電池式充電器

いざというときに重宝するのが乾電池式の充電器です。災害時は乾電池自体不足することが予測されるため、あらかじめ準備しておく必要はありますが、あったら便利なアイテムのひとつです。

ソーラーパネルで充電

モバイルタイプのソーラーパネルでは、スマホをフル充電できるほど、供給できる電力はありませんが、万が一のときには助かるでしょう。種類もいくつかあるのでチェックしてみてください。

手動充電器を利用

ハンドルを回して手動で発電するタイプの充電器です。労力がかなりかかる割には充電できる電力量もわずかしかないため、普段使用するには向いていませんが、非常時用としては役立つこともあります。

シガーソケットで充電

マイカーを持っている人であれば、シガーソケットから充電するのもひとつです。ただし、被災時に車を利用できない可能性もあり、ガソリンも入手できない場合もあるので注意が必要です。

まとめ

外出用だけでなく、災害用として非常時に役立つのがモバイルバッテリーです。非常時は大切な人との連絡や最新情報を知るためにスマホなどは重要なアイテムとなりますが、電池がなくなってしまうと利用できなくなるため不安もあるため、所持していることでそうした不安を取り除いてくれます。電源が使えない状態が長引くことを想定すると大容量タイプの準備が必要ですが、外出先で被災することを考えると日常的に持ち歩けるような軽量タイプのものもあるとよいでしょう。また、万が一に備えてさまざまな充電方法を準備しておきましょう。

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