AirAllyの口コミや評判
AirAlly
(株式会社ロア・インターナショナル)
住所:東京都新宿区新宿六丁目27番45号THE KINDAI 20 SHINJUKU 3F
TEL:03-6231-4061
一般的にモバイルバッテリーからデバイスへの給電方法は、ケーブルを使う方法が大半です。ところでワイヤレス充電ができるモバイルバッテリーもあります。ユーザーにとっては、さらに使い勝手がよくなります。では、どのような仕組みでワイヤレス充電をするのでしょうか。今回はAirAllyの特徴について詳しくご紹介します。
置くだけで充電できるワイヤレス充電が可能
AirAllyとは、株式会社ロア・インターナショナルが運営するモバイル・パソコン周辺アクセサリーブランドです。本社は東京都新宿区新宿にあります。創業は平成18年7月です。ロア・インターナショナルの代表的な製品には、無線モバイルバッテリーAirAlly(エアーアリー)があります。今回は、AirAllyのおすすめの機能や特徴について詳しくご紹介します。
1つ目は置くだけで充電できるワイヤレス充電が可能であることです。AirAllyには、ワイヤレス充電パッドが搭載されています。これによりデバイスを充電パッドに置くだけで、ワイヤレス充電が可能です。ワイヤレス充電とは電磁誘導の原理を利用して充電することです。簡単にワイヤレス充電の仕組みをご説明します。充電パッドの中にある送電用コイルに電気を流します。コイルが反応することで磁界(磁束)が発生します。充電パッドに置いたスマートフォンのコイルが磁界に反応します。スマホのコイルが電力に変換します。その電力をバッテリーに蓄えることで、ワイヤレス充電を行えます。
以上のメカニズムでワイヤレス充電をします。ただし、すべてのデバイスでワイヤレス充電ができるわけではありません。ワイヤレス充電が可能なのはQi(チー)対応デバイスのみです。購入前には必ずデバイスを確認することをおすすめします。ちなみに2019年以降に発売されているiPhone・AndroidスマホのほぼすべてにQi規格が採用されています。注意すべきは、2019年以前に発売されたiPhone・Androidスマホです。
AirAllyは、2019年以降に発売されたiPhone・Androidスマホのどちらにも充電が可能です。AirAllyのワイヤレス充電出力は5W・7.5W・10Wの3つの電圧に対応しています。それぞれiPhoneであれば7.5W、Androidスマホであれば10W、イヤホンなどのウェアラブル機器であれば5Wの充電出力ができます。充電パッドを取り替えることで、Apple Watchにワイヤレス充電が可能です。対応するApple Watch Seriesは5・4・3・2・1になります。
AirAllyのバッテリー容量は最大10,000mAhです。サイズは高さ175mm×幅62mm×奥行26mm、重さ275gで、若干iPhoneよりも縦長ですが、ほぼ同じくらいのサイズです。ズボンのポケットに入れて持ち運ぶこともできます。カラーバリエーションは、ホワイトとブラックの2色があります。
AirPodsを収納しながら充電できる
2つ目はAirPodsを収納しながら充電できることです。iPhoneで、自分1人で音楽を楽しみたい人にとって必須なのがiPhone専用のワイヤレスイヤホンAirPods(エアポッズ)です。AirPodsがあれば、いちいちiPhoneに触れずに選曲や停止ができます。
ところがAirAllyであれば、AirAlly内にAirPodsを収納して充電できます。充電の方法は、AirAllyの先端のキャップを外し、内蔵されたライトニング端子をAirPodsの充電ケースに接続するだけで充電が開始されます。AirPodsを携帯して移動するときは、AirAlly内に入れておくことで、充電しながら損傷から防止できます。
ただし、AirPodsの充電にはいくつか注意点があります。AirAlly内に収納したまま充電ができるのは第1世代・2世代のみです。AirPods Proは、充電パッドに置いての充電か、USB-C端子からの直接給電になります。AirPodsの第1世代・2世代をお使いの方であれば、ぜひAirAlly内での収納充電を使ってみることをおすすめします。
PSEマーク表示済みの安心設計
3つ目はPSEマーク表示済みの安心設計であることです。AirAllyは、電気用品安全法に適合していることから、PSEマークが表示済みです。PSEマークとは、電気用品安全法の基準に合格した電気用品につけられるマークのことです。PSEはProduct Safety Electrical Appliances & Materialsのイニシャルからとられています。ちなみに電気用品とは“一般用電気工作物”“携帯発電機であって、政令で定めるもの”“蓄電池であって、政令で定めるもの”のいずれかになります。AirAllyは“蓄電池であって、政令で定めるもの”に当てはまります。
またAirAllyは過熱・ショート・過充電が起こりにくいように複数の仕組みが採用されています。他社製のモバイルバッテリーで起こるトラブルが発生しにくい回路に設計されています。4つ目は本体への急速充電ができることです。AirAllyは本体への急速充電が可能です。AirAllyの容量は10,000mAhですが、約3時間で満充電できます。
寝ている間はもちろん、ちょっとした空き時間、外出がある前にササッと充電でき、ユーザーを待たせることがありません。充電の待ち時間で、ユーザーをイライラさせません。本体を充電するときは、18W以上のACアダプターとケーブルを使うことで急速充電ができます。18W以下のACアダプターとケーブルを使うと、若干充電時間が長くなるので、その点はご注意ください。
まとめ
今回はAirAllyの特徴についてご紹介しました。これまではケーブルを使った有線式充電が一般的でした。しかし、AirAllyを使うことでケーブルが不要になり、デバイスを置くだけで充電が可能になります。これによりケーブルをいちいち接続する手間がなくなり、ササッと充電できます。とくにiPhoneやApple製品をお使いの方にはAirAllyはおすすめです。